2009年 06月 22日
ロックンロール
b0054702_4067.jpgこないだのコンボピアノ、カッコ良かったなー。
もう、こりゃ最早ロックンロールだね!! それも、50年代とかの始まったばかりのロックンロール。ブルースが突然変異して、やたらの熱量で放出されるガリガリに尖った音。そして、そんな無骨なロマンチシズム。そんな素晴らしいライヴでした。

この際書いちゃいますが、実は、前回コンボピアノを観た時には、名うてのミュージシャン達によるセッションバンド、以上の感想を持てなかったのです。あー、なるほどね、やっぱ凄いねー、みたいな。
でも、ホントに今回は全く違いました。ホントにただただカッコ良かった。
千住氏のドラムは、やはりキラメキに溢れていたし、内橋さんの百戦錬磨的ギターには、すっかりしてやられました(アンコール?のノイズワークはこの日のハイライトの一つだったかも)。
しかし、やはり渡邊琢磨氏の圧倒的なピアノ!! なんでしょうね、一周して完全に初期衝動で鳴らしているような圧倒的な熱量。MCで、年々知能指数が下がっている、なんて自分で言ってましたが(笑)、本当に純粋に音楽へ向かっているその様に、僕は、何だかちょっと心打たれてしまいました。正直言って、ホント羨ましい。
仕事がギリギリに終わり、バタバタとライヴをしてしまった僕には、やたら眩しく見えたのでした。
僕も、こうありたいものです。


さて、そんなロックンロールな夜にすっかりやられてしまった訳ですが、お次はアートブレイキーです!!
今回は、負けじとロックなラインナップ。
ゲストは、東京と博多より2バンドです。

b0054702_15103837.jpgworst taste(東京):
ポップでジャンクな楽曲をベッキベキのグルーブで鳴らす若手新世代オルタナティブエイトビートパンク3ピース。
破壊力抜群の中毒性のあるライブで都内のアンダーグラウンドシーンをかき回しまくっている。
テレビジョン、ディスヒート、バッドブレインズ、デッドケネディーズ、ソニックユース、メルトバナナから
イースタンユース、ブッチャーズ、less than tv、discord、好きの方まで必見!!


b0054702_15105292.jpgmacmanaman(福岡):
2005年結成。 
G皆川、G藤瀬、Ba山口、Dr瀬戸口。
轟音、よいどれ、ぬいぐるみ。
森を愛するインストバンド。 2006年2月よりライブをはじめる。



b0054702_461420.jpg東京よりのゲスト、ワーストテイストは、もう4~5年前くらいでしょうか、ビブレホールで対バンしまして、秋葉原グッドマンからのネハンベースに続く第二の刺客として、パニスマ吉田さんより送り込まれていた(?)のです。

その時は、連日のライヴで、ボーカルのタナカカイタ氏がすっかり喉を潰していたこともあり、例えば、中期フガジアンワウンドなどのDCバンド、或いはそれこそジョイディヴィジョン的な、ダーク・ニューウェイヴな印象を持ったのでした。その後、メンバーチェンジや幾つかの音源やコンピへの参加などを経て、今春、セカンドアルバム「ダンスで決めて!」をリリース。今回はそれに伴うツアーです。で、その音なんですが、もうこれがガッキガキのロックサウンド。しかも、相当イビツ。
ストレートに突き進むはずが、捻じ曲がり折り曲がり、でもそれでも無理矢理突き進もうとするような、そんな滅茶苦茶なロックロール。

HPに載ってるモールズの酒井さんのコメントを引用しますが、正にこんな感じ。
「(worst tasteは、)雑居ビルのボイラー室のような、あちこちにバルブが飛び出て、通風口が道をさえぎり、直立することもままならないような場所でこそ、むしろ踊れ(決めて)と言っているのです。」

こんなイビツはダンスミュージックなんて他にあるか!? もう僕は凄い楽しみなのです。ちなみに、ジャケットはかのオオクボT氏。正にこんなサウンド。


そして、福岡からはマクマナマン。こちらは、1年半くらい前だったか、ラウンジサウンズで対バンして、僕はホントにぶっ飛んでしまいました。もうこんなぶっ壊れたインスト、ポストロック?バンドなんて観たことがない!!

なんだかよく分からないくらいのテンションで、繰り広げられる音の応酬がドンドン破綻していく様が堪らない。今福岡にとどまらず話題が広がってきているバンドです。こちらも、是非観て頂きたい。その前と後では、ちょっと音楽の聴こえ方が変わっちゃうかも、とか思ってしまうほどです。

上記のゲストだけでなく、今回は地元のバンドもいつも以上に楽しみなのです。二バンドともアートブレイキー初登場。

b0054702_1511913.jpgzankyo souchi:
2004年に解散したGoricopの菅野と岩男が始めた宅録ユニットに、一心太助の林が加わり結成される。
USオルタナティヴ・ロックの良質なエッセンスが鳴り響くハイクオリティな楽曲と、
観るものを惹き込む独特の雰囲気を持つ。


b0054702_15112222.jpgKlagenicole:
2007年春、熊大医学部軽音にて結成。
うつむき気味に鳴らされる蒼い衝動の水面にぽっかりと浮かぶ詩情が、
豊かな陰影を描く暫定3ピース・ロック・バンド。



まずは、残響装置。そのナイスなバンド名で気にはなりつつも殆んど面識も無いまま、何気無く観てみたYoutubeのライヴで僕はビックリしてしまったのです。
メチャメチャカッコ良いじゃないですか!! 僕は、アップしてある曲全部を、思わず何度も何度も観てしまいました。予想以上のクオリティ。
そして、即オファーしてしまいました、、。
何で今まで知らなかったのか、なんか凄いソンをしていた気分です。例えば、ヨ・ラ・テンゴやソニック・ユースなんかのUSオルタナティヴ・ロック的なヒリヒリした雰囲気とやたら完成度の高い楽曲。ギターの鳴りやリズムの絡み合いも最高です。ボーカルもいいなー。
僕は、実際にライヴを観るのは今回が初。もう凄い楽しみ。

クラゲニコールも、面識も無く、ライヴも観たことがないままにオファーをしてしまいました。こちらも、やたら噂は聞いていて、凄い気になっていたのです。
先日、初めてライヴを観ることが出来ましたが、いや、それが凄い良かったのですよ。
繊細さとぶっきら棒さが共存するギターと唄に、本当に楽しそうに、感情豊かに叩かれるドラムに、僕はすっかり満足してしまったのでした。
そして、なんというか、バンドとしてまだ未完成な感じが、また良い。まだこれから広がっていくような、そんな感じが観ていて凄く良いのです。
こちらも是非。

そしてそして、今回のDJには、熊本裏シーンの主、昔は鬼畜と呼ばれていたらしい(笑)田尻さんと、アートブレイキーのレジデントDJである通行人(aka shirt)のペアでお送り致します。こちらも注目を。


もうすっかり梅雨入りして、何だか今週はずっと雨だなんて予報もあるようですが、そんなことはもういいじゃないですか(?)。
もう諦めて是非とも良い音楽に触れて頂きたい、とそう思います。
ではでは。
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by marr_k | 2009-06-22 04:02 | Comments(0)


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