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2009年 10月 28日
そうこうしているうちに前日になっちまいました。 とにかく、キリヒト+パニスマな訳です!! 石頭地蔵もジャンゴでやるのは久々な筈です。こんな機会滅多にないです。 本当に観て欲しい。 先に書いたように、カップリングでこの二バンドが来るのは10年振りくらいなのだけど、パニスマは他にも色々な刺激的なバンドを僕らに紹介してくれました。 キリヒトや突然ダンボールやRuinsを熊本で観たなんて、今考えてもちょっと有り得ないような気がします。 というか、そんなパニスマ自体が本当にメチャメチャ刺激的な存在だったのです!! はっきり言って、パニスマが居なければ、僕はこんな風にまともにバンドなんてやっていなかったんじゃないでしょうか!? 本当にそう思います。断言してもいいくらい。 そして、パニスマが凄いところは、そんな僕のような人が沢山いる事。博多や東京はもちろん、全国で僕のように多少なりとも人生を狂わされた(笑)人が何人もいるのです。 そういえば、パニスマを初めて観たときのことを、僕は未だに良く覚えています。もう15年ほど前でしょうか、、。 僕は、ロック研の先輩のバンドを観に、オープンして2年目くらいのジャンゴへ行きました。その先輩のバンドの対バンで博多から来ていたのがパニックスマイルだったのです。 僕の先輩のバンドは、所謂コピーバンドで、The Whoやクリームなんかの60年代~70年代初頭のバンドの曲を演奏するバンドだったのですが、その先輩のバンドが終わって、パニスマの出番になった時に、開口一番、ボーカルの吉田さんが言いました。 「僕らも、さっきのバンドがやっていたようなバンドに影響を受けて、このバンドを始めました。」 そう言って始めたのが、もうソニック・ユースやマッドハニーなどアメリカン・オルタナティヴ直系のサウンド。 メチャメチャ激しくてノイズたっぷりで、でもポップでユーモアに溢れている、そんなライヴ。演奏もメチャメチャうまい。 ステージングも、それまで観たことが無いようなもので、それもショッキングでしたねー。 ベースの鳥井さんは、辮髪みたいな髪型で、ずっとピョンピョン飛び跳ねながらブリブリのリフを弾き、当時ギターだった保田さんはチューニングが狂ったようなヘンテコなフレーズを繰り返し、折々にもの凄いノイズを出すのです。 ドラムの大石さんは、やたら手数が速くて、本当にスティックが見えないくらい速くて。それにやたらシンバルが高い位置にある(笑)。何じゃこりゃ!?と僕は目を疑いました!? 吉田さんは、当時長髪で、死んだばかり(?)のカート・コバーンにそっくりで、なんかメチャメチャカッコいいのでした。明らかにオーラ出まくりで、ちょっと近寄り難かった位。 そして、堪らなかったのがキメのジャンプ!! 鳥井さんと保田さんのジャンプがやたら高い!! もうビックリ。 楽器とかもね、アメリカのパンクバンドみたいにシールがベタベタ貼ってあって、それもタミヤとかも貼ってあって、しかも、ジャズマスターとか割りにまだ珍しい時期で、もうなんかその辺堪らない感じで。 いやー、ホントに驚きましたね。こんなバンドがすぐ近くにいるなんて!? 僕は当時、それこそソニック・ユースやペイヴメントに入れ込み、アメリカン・オルタナティヴ・ロックに深く傾倒していたのですが、しかし、周りには嗜好の合う人は殆どいなかったのです、、。それで、やっぱりこういう音楽はアメリカじゃないとダメなのかなー、なんて勝手に思っていました。 オルタナティヴ・ロックというのは、やはり海の向こう音楽で、日本には存在しないんだろうなー、なんて。 そしたら、まさにリアル・インディーロック、リアル・オルタナティヴ・ロックのバンドが、こんな身近にいるのです!! パニスマは、当時「パニスマ通信」みたいな(「パワーエロス」て名前だったかな?)フリーペーパーを配っていて、コラムとか漫画とか、吉田さんの「不親切音楽紹介」(笑)みたいなものもあって、それもまた凄い面白かった!! そして、それにライヴ情報が載っていたのですが、もう膨大なライヴ数、ツアーの数々。 もう本当に憧れ、影響を受け、こんな風にバンドがやりたい!!と心から思いました。 それからパニスマのライヴは何度観たことか。熊本に来るときはもちろん、時には博多に観に行ったりもしました。伝説のチェルシーQには、結局一回だけしか行けなかったけど。 パニスマから送られてくるDMも嬉しかったなー。 その後、パニスマは東京へ行ってしまい、メンバーも替わり、ライヴを見る機会も殆ど無くなってしまいました。東京へ行ってしまったことも、鳥井さんと大石さんが抜けちゃったことも凄いショックでした、、。でも、ずっと動向をチェックし続けていて、CDが出る度に、やっぱり凄いなー、と驚き刺激を受け続けています。 どのアルバムも本当に良いけど、一番聴いたのはメンバーチェンジ後の最初のアルバム”10songs10cities"かなぁ。いや、でも去年だったかに出たライヴ盤もメチャメチャ良かったなー。 でも、一番印象深いのは、はやり最初期のカセット音源かもしれない(笑)。これも何度聴いたことか。ジャケットとかも凄いちゃんとしてて、まだそういうDTPが一般的になる前で、これにも憧れを覚えました。 こんな感じで、パニスマについてはどれだけでも書き続けられる程(笑)、影響を受けまくっている訳ですが、実は、僕にとって今回のパニスマの来熊は、ある意味その”落とし前”でもあります。 幸か不幸かここまで音楽に入れ込んでしまう"きっかけ"となったパニスマのライヴを、もう一度ここ熊本で、そしてジャンゴで実現させないといけない、とそんな風にずっと思っていました。 そして、奇しくもパニスマは現メンバーでの活動の停止を発表しました。今度の3月で一旦終わり、らしいです、、。 もう、思うところは本当に色々とありますが、ともかく明日のライヴを目に焼き付け、目一杯刺激を受けようじゃないか、とそう思います。 |
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