2008年 06月 11日
想定外
そして、またもや終わってしまいました。当たり前のことですが、物事と言うのは、時が来れば自動的に終わっちゃうんですよねー。
と、やはりちょっと哀愁漂うここ数日なわけで、、。ともかく、楽しい一日でした。

なんてことを思いながら、先日の主催だったミウマウのアルバムを聴いてみてるのですが、いや、これ凄い良いですよ!!
もちろん、あのライヴのクオリティですから、良い作品であろうことは分かっていたのですが、ちょっと想定外の良さ、というか、、。
だって、再生して音が鳴り出したときに、あれ、違うの入れたかな?と思ったのですよ、マジで。

何と言うか、音の鳴りが、かなり挑戦的、というか鋭角的というか、、。それこそ、例えば、Touch&Goの頃のブロンド・レッドヘッドとかスリル・ジョッキーから出してるシカゴのPit Er Patとか、或いはもう解散しちゃったけどアンワウンドの後期とか、その辺の、まぁ、言ってしまえば、ジャンク・バンド的要素のあるバンドが思い浮かぶのです。 こりゃ、どういうことだ!? もちろん、この辺のバンドは僕の嗜好ずっぱまり。

かなり思い切った音の定位と低音部が軽くブーストされたようなザラついた音圧。すぐ耳元で鳴るシンセと異様に鋭いギター。空気をたっぷりと巻き込んでバシバシと変則リズムを決めるドラム。
これが、ギターの梶原さんの影響なのか、或いは中村宗一郎という人のミックス/マスタリングに負うところなのかどうかは知らないけど、ともかく、メチャメチャカッコいい。
あと、ライヴだと、どうしてもシンセとギターと更にコーラスまで音域的に被ってしまったりするものなのですが、それも、見事に絡んで、逆に効果的に響いているのです。

そんなインパクト充分なプロダクションにググッと引き込まれると、際立って分かるのが、やはり曲のクオリティの高さ。
ライヴでも、もちろんそうなのですが、僕的にはシンセベースの音が堪らない。あぁ、コレだ!!てな感じで、一気に盛り上がってしまう。

僕は思うのですが、もし、ミウマウが、というか高島さんが、シンセをもっとシンセっぽく、例えば、一オクターブ高い音域で鳴らして、もっとピアノ的な音使いを減らすと、かなりお洒落感が際立つのではないかと。
もっと、構造主義的というか立体交差的というか。ただ、それだと余りにも、ファッション寄りになり過ぎてしまう。例えば、高島さんが好きだと公言するPerfumeは、かなり確信的にファッションなのです。
でも、高島さんの特徴と言うのは、彼女の圧倒的な唄はもちろん、ピアノ的なシンセの音使いに至るまで、その情緒、もっと言えば、情念的なところにあると思うのです。
意識的にしろ無意識にしろ、彼女が所謂シンセ的な音使いを選ばないのは、それこそ高島さんたる所以なのでしょう。本質的にアート寄り、というか。
そこで、このミウマウで効果的に響くのが、このシンセベース、と言う訳です。その刺激的な音は、どうしようもなくポストパンク的クールさを携えて響き、グラスの底に沈む情緒をさらい、雨後に現れた虹のように空を見上げさせられるのです。結果的に、アートはファッションを伴い、ファッションがアート足り得る、というようなナイスバランスをもたらしてくれているように思います。
そして、このアルバムをお洒落な音作りではなく挑戦的なものにしたことにより、バンドの本質を現すことに成功しているのではないでしょうか。

なんかちょっと話が違う方に向かってますか?
ともかく、機会があったら是非聴いてみて下さい。僕のうがった感想は置いといて、純粋に凄く刺激的なアルバムだと思います。
熊本のタワーでも結構売れてるらしいですよ。

いやしかし、ライヴも良かったなー。やっぱりみわこさんのドラムは軽やかで良いなー。
あと、フルーツも初めてガッツリ観ましたが、いやもう、菊池君凄い! ロックンロールはこうでなくちゃ。ザッツ・エンターテイメント!!
スコフィッツは、やはりギターポップど真ん中!! 。しかも、前観た時よりもちょっと激しめになったのかな? ちょっと、音のバランスが悪かったのがアレだったけども、、。でも、あの頃の一番素敵だったギターポップが、今またここで鳴ってる!というのが嬉しかったな。
んで、我々ナウエリートは、どうだったんでしょうね? 僕的には、んー、もうちょっと上手くいくハズだったのに!!なんてね。近いうちにまたやりたいな、と。
あ、ここで敢えて書いておきますが、ナウエリート、レコーディングしますよ。それも、割りに近々に。お楽しみに、、。

ホントは、ミウマウのレビューに続いて、幾つか書こうと思ってたアルバムがあったのですが、それはまた次回にでも。また、無駄に長くなってしまったので、、。
あと、最近またレンタルづいてまして、最近のヒップホップ、それも、コモンとかカニエウエストとかメインストリートもの(?)を聴いてみたら、凄い良くてですね。その辺も合わせてちょっと。
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by marr_k | 2008-06-11 03:26 | Comments(4)
Commented by tajizo at 2008-06-12 19:53 x
お疲れさまでした。ありがとうです。
ナウエ、僕がリキみ過ぎだったと思う。
音デカかったし。正直すまん。
でも次もある!まずは録音ですな。
Commented by marr_k at 2008-06-13 00:28
お疲れ様です。
モニターから爆音でギターが鳴り出したときは、ビックリしました(笑)。
そう、レコーディングです!! 早く勢いでやっちゃわないと!!
近々に段取りましょう。

Commented by coet cocoeh at 2008-06-14 23:20 x
お疲れ様です。
先日はありがとうございました!ナウエリートの音源もばり楽しみです。
そして、清田さん、深読みしすぎです(笑)
ちなみに、録音はガールフレンドレコードの林田氏で、マスタリングが中村氏ですよ。
Commented by marr_k at 2008-06-16 00:05
深読みしすぎ、ですか(笑)?
ていうか、いつも書いてるうちに一人で盛り上がっちゃうんです。気に障らないか心配でした、、。
とにかく、アルバムが凄い良かった、とそう書きたかっただけなのです。
そっかー、林田社長いい仕事してますね!!


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