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2010年 06月 08日
新世代
アートブレイキー20、無事終わりました。
皆さん本当にありがとうございます!!

沢山のお客さんに来て頂けて、これまでで一番熱気溢れるアートブレイキーになりました。

これも、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた出演バンド、僕の面倒で曖昧な要求を叶えてくれたPAのタクミ君、場自体の持つ力が僕らやお客さんのテンションを上げてくれる会場のナバロ、そして、もちろんそのとてつもない熱気を生み出してくれた沢山のお客さん達、もうホントに皆のお陰です。

今回、初のツインステージ、というか同時セッティングでのイベントにしたのですが、いやー、大変でした、、。というか、予想していた機材面だけではなく、むしろ進行や雰囲気作りなどマネジメント面(?)が中々難しくて、、。反省しきりです。次こそは何とか。

とりあえずこの日の映像を少し。

春風に乗って/awamok


この日のトップは祝復活!! のトライアルエラーだったのですが、もうそれが凄まじいパフォーマンス!!
そして、それに応える凄まじい熱気のお客さん達。その相乗効果でもの凄いライヴでした。
例によって映像を撮ってはいるのですが、カメラを持つ僕が無駄にノリノリだった為に、手振れが酷くてちょっとお見せできません(笑)。これまででベストライヴ!!なんて声が上がる程、圧倒的なライヴでした。
ここまで渇望されるバンドなんて余り無いのでは!? 間違えなく僕らのシーンの中心にいるバンド。またガンガンやって欲しい。

そんないきなり最高潮まで上がってしまったナバロを、スーッと良い感じで、それこそ春風のように落ち着かせてくれたのが、福岡からのゲスト、awamok
通常はベースとカホーンなんかを加えた四人組とのことですが、今回はギター二人のデュオ構成。いやー、これがメチャメチャ良かった!!
最初の方は、さすがにアウェイ感があり、申し訳ないな、、なんて思ったりしていたのですが、この映像で充分伝わるでしょうか、ホントに素晴らしいライヴでした!!
複雑でリズミカルなフィンガーピッキングのアコギとそれに豊かに共鳴するオブリガード。ウォーミングな唄の響き。もう何だか完璧じゃないですか。二人のギターワークにも釘付けでした。
個人的には、この日のベストアクト。

しかし、この感じの音楽って実は余り無いような気がします。
こういう編成のバンドだと普通もっとトラッドよりだったり泥臭かったり、或いは洗練され過ぎていたりすると思うのです。それこそあざとさを感じてしまうほど。
でも、awamokは、まぁ、僕が直接観たのはギターデュオ版ではあるけども、明らかにもっと現代的、というか音響系うたもの以後のムードなのです。かと言ってそこまでエッジーじゃない、というかやはりUSインディー的な親しみ易さを兼ね備えている感じで。
ともかく、こないだ最後にやったニック・ドレイクのカバーがまた凄い良くて、そんなことをボンヤリ考えたのでした。

それと、そう、 awamokはもうすぐアルバムが出るそうです!! それもmiyauchi yuriさんプロデュースとの事!! miyauchiさんと言えば、昨年のアートブレイキーに出てくれた際に、その圧倒的な音のクオリティと正に目の前で音が立ち上がっていくような素敵なパフォーマンスで、僕らを驚かせてくれた方です。これはグッドマッチではないでしょうか!!
今現在マイスペで2曲聴けるのですが、エレクトロニクスが良い塩梅で絡んでいる模様。しかもレーベルはAutumnleaf主催のwood/water records。これは楽しみです!!

そして、この日の一番のサプライズと言えば、やはりtalkでしょう!!
実は、僕もこの日初めてtalkを観たのですが、ホントに良いバンドでした。

Waltz for Feebee/talk


みんなまだ二十歳そこら!?なんて信じられない程のクオリティ。先日四次元で対バンしたAsoboysを観たときも感じたのですが、明らかに新世代のセンス。
僕らが、無駄に拘泥し屈折し、または迷走したり開き直ったりしながらようやく手に馴染みつつあるようなものを、小さい頃からポケットの中で手遊びしていたような、そんな感覚。自然に手を伸ばした先にあったものを奏でているような、そんな確かさ。誤解を怖れずに言うなら、遂にここまで来たのか!?みたいな驚き。そのくらいもう彼らの中では馴染んでいるものなのでしょう。ていうか、これは只のやっかみかも(笑)!?
そんなやっかみ混じりの世代論は置いといて、僕的には堪らなかったのが、ドラムの西村君(だったよね、、?)のドラムが凄い良くて、それがまた何だか凄い信頼出来る感じで、また、オガタ君と女の子(ゴメン、名前知らない、、)のボーカルの掛け合いが、もう甘酸っぱくて(笑)、僕らの世代的には、デルガドスなんかを思い浮かべました。
そして、何よりも Asoboysと同じく圧倒的なこれから感!! このままtalkにしか鳴らせない音を鳴らして欲しい!!と心から思ったのでした。

余りに鮮烈なtalkのライヴが終り、その興奮にまだフロアがざわめく中、nankotsu teacherのライヴが始まりました。
スピーカーからヒスノイズとブチブチとしたクリップ音が響き渡り、みんながその興奮から思わず立ち止まる瞬間。僕はその瞬間を見たくてツインステージにしたかったのです。
そういう意味で、今回のアートブレイキーの真のメインアクトはnankotsu teacherだったのですが、そしたらナンコツ先生、始まりは予想外の脱力MCでした(笑)。
ナイス先生!!

nankotsu teacher


すげぇ!! 深いドローンに絡む逆回転のような何かの断片のような女声のリフレインが堪らない。みんな目を閉じて思い思いにユラユラと聴いていたのでした。何だか凄く嬉しかった。
ただ、 MacBookを覗き込むナンコツ先生の顔が怖い(笑)。
あと、僕は思うのですが、やっぱり曲として凄くクオリティが高いのです。何と言うか、導入からエンディングまで凄いうまくアレンジ(?)が練られていて、それこそ「曲」と呼んでも良いのではないかと思ったり。言ってみれば、この日の nankotsu teacherはそれ位ポップに響いていたのです。

そういえば、ナンコツ先生は、以前トラパレシニカルに参加していたこともあるとの事。それは興味深い!!
不規則なパルス音がカラフルなリズムやコードにどう絡んでいくのか、或いは、へヴィーなリフレインにホワイトノイズがどう切り込んでいったのか!?なんて、そこら辺が非常に気になります。
そして、やはり、きちんとしたnankotsu teacherの音源を作って欲しい!! 出来ればCDやらフィジカルで欲しいものです。装丁とか凝っちゃって、ナンバリング入れたりしてさー。是非に。

そんなnankotsu teacherの余韻の中、僕はバタバタとセッティングをして、そのままステージで百景を堪能。またもやムービーのバッテリーは切れる、、。

ほぼ一年ぶりに観た百景なのだけれども、いや、ぶっちゃけ前回の時は余り印象に残ってないのです。いや、と言うより、例えば走っている電車の窓から眺める風景のように、余りにもスムースに流れていくので、ぼんやり眺めるだけで、目を留めることが出来なかった、というか必要を感じなかった、という感じなのでした。その時は、なるほど、そういうバンドなのか、、なんて一人で密かに思ったのだけど、今回は音の響きが濃密になっていて、その筆致が以前よりもハッキリと見える様な気がしました。
流れ行く風景ではなく、どこかにある田園や海辺などの景色が、ちょっと彩度を落としたクレヨン画のように描かれているような印象を受けました。秀逸なのが、ギターのディレイワーク。その瞬間に、まるでその絵が動き出すようなそんな感覚。独特な風情。その瞬間に何だか僕らのセンチメンタリズムが刺激されるような。使い古された言い方をすると心象風景、みたいな。

ともかく、こんな風にありありと風景を音で描き出すバンドってあまりないのかも。丁寧に鳴らされる導入で、おぼろげな記憶が刺激され、ドラムが躍動し始める瞬間にハッとするほど鮮やかな風景が描き出されるのです。

そんな百景の余韻に浸る間もなく僕らのライヴへ。山口君が原因不明のノドの病(?)に冒されていたのもあって、何だか締まらないライヴに(笑)。でも、沢山の人に喜んでもらえた(?)みたいだから良しとしよう(笑)。

あと、忘れてはならないのが、今回DJしてもらったMeizin君。ホントにありがとう!! やはり彼も二十歳そこら。今回の裏テーマは世代交代かな(笑)!?
バタバタしててゆっくり聴けなったのが凄い悔やまれる、、。割りに爽やか目な選曲だったのかな? 通行人が例によってメチャクチャやってた(笑)ので、良いバランスになったのかも!! また是非ヨロシク!!

来月は更に熱いイベントがあります。カレーも出るのかな!? 
では、7/9に会いましょう!!
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by marr_k | 2010-06-08 14:27 | Comments(0)